中津市の夏の風物詩「中津祇園」(県指定無形民俗文化財)の「御神幸・御巡行」が24日、3年ぶりに行われ、祇園車と呼ばれる漆塗りの華麗な山車13台とみこし2基が城下町を回りました。

中津祇園は疫病退散と無病息災を願い、 闇無浜くらなしはま と中津の両神社を中心に行われています。
通常は7月下旬に3日間ですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大対策として、例年2日間の御神幸・御巡行を1日間とし、全体の日程を2日間とし、時間も短縮して行われました。

この日は、法被姿の氏子らが、 かね や太鼓の音に合わせて祇園車を引いたり、みこしを担いだりしながら城下町を練り歩きました。
両神社の境内では、走りながら祇園車を引き回す勇壮な「練り込み」が披露されました。